Supreme Web in Kagawa 「Webの運営とマネタイズ」に参加のため久しぶりに高松へ行ってきました。先日岡山は近くて遠いと書きましたが、高松は電車で意外と近く感じました。時間的にも電車代てきにもうちから京都に行くくらいな感じ。高松駅前は凄く立派なコンベンション施設が充実していて、頻繁に内容の濃いセミナーやイベントが行われているので、この距離感なら時々来ようと思ってしまいます。東京に同じ内容のを見に行くより全然近いし安いですから。

で、セミナーの内容ですが、角掛さん(@TSUNOKAKE)のセッションも高畑さん(@teppeitakahata)のセッションも、共通してわれわれ普段制作者の目線で色々提案している内容を大きく考え直さないといけないことがいっぱいあると気付かされました。本来そんなことは分かってないといけない事ですが、なかなか出来ている所は少ないと思います。



サイトリニューアルを発注する側からの目線として、なぜサイトリニューアルをやりたいのか。それは現状のサイトに何か問題を抱えているからでその問題を解決できればそれがゴール。と文章で書いてしまえば簡単な事ですが、実際に発注側、制作会社側の複数の人間が関わってこれをやり始めるとなかなかうまくいかない。それは問題の共有が出来ていないのと、何をもってゴールとするのかが明確化されていない。だから後からもめる事になってプロジェクトが失敗に終わってしまう。
制作側は、とにかく見た目を綺麗にデザインすればインパクトもあるし達成感もあるしそうすることによってサイトに訪れる人が増える(PV増える)事で成功したと考えてしまいがちです。発注側も、サイトの見た目がガラっと変わって一瞬達成感を共有できるけど、数日〜数週間で、コストかけてリニューアルした割には、成果出てないよね。って事になる。発注側にしてみたらアクセス数が数千件増したとかって実はどうでもよくて、やっぱりかけたコスト以上の売上が上がってるのかどうかが唯一成功かどうかの判断基準になってくる。
だったら、最初から大きく変更せずに、現状のサイトのどこにどうゆう問題があるのかを少しずつ潰していきながらデータを取ってサイトを改善させていくのがコストも安くリスクも少なくリニューアルできる。


しかし、そういう事を地道にやろうとすると、ある程度時間がかかるのですが多くの場合、直ぐに結果を求めすぎて一気にサイト全体をリニューアルすればなんとかなりそうな勘違いをしている気がします。発注側も直ぐ見たいと思っている人が多いですし、担当者と決済者の間でもその辺の考え方にギャップがある気がします。
「とにかくリニューアルしたいから来週までにトップページのデザインを3案見せて欲しい。」とかよくあると思うのですが、なぜリニューアルしたいのか、お問い合わせを増やしたいのか、売上を上げたいのか、新規顧客を増やしたいのか、リピーターを増やしたいのか、深く深くヒアリングしないと何をしていいのかわからないまま暗中模索で意味のない提案をする事になってしまいます。
現状どういう問題があるのか、売上がいくらあって、それをどれくらいアップしたいのか、そういう普通はあまり表に出したくない情報をねほりはほりヒアリングしようとすると、面倒臭く思われたり、もう言ったとおり3案持ってきてくれるだけでいいのに。って思われたりします。
もしかしたら、必要なのはサイトリニューアルではなく、Web以外の方法で何かプロモーションしたほうが安く効果があるかもしれません。

Webは夢のツールでも万能のソリューションでも無いのでWebサイトに夢を見過ぎると痛い目にあいます。いくら洗練されたかっこいい素敵なWebサイトを作っても、商品力が無ければ売れませんし、商品が良くても価格のバランスがとれていないと売れません。その辺りの問題に手を付けずにWebだけ何とかしようとしてもあまり効果は期待できないでしょう。
今後、オンライン上で簡単にサイトを作れるminbiz.jpのようなサービスやBiNDのようなツールを使ってWeb制作のプロで無い人が比較的簡単にサイトを作れるようになると、ますますWebをどうビジネスに使うのかをサポートできる会社や人が重要になってくると思います。「ただそう言われたからその通り作りました。納品してはい終わり。」って事ではすまない時代です。そんな事を深く考えた高松での「Webの運営とマネタイズ」セミナーでした。



この辺りの話を更に詳しく聞きたいと言う姫路〜神戸辺りの企業、会社のWeb担当者の方がいらっしゃるようでしたら、いつでもご説明に伺いますのでお気軽にお問い合わせください。

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このブログを書いている人

おかだよういち:

Designer + Photographer

兵庫県相生市在住。 1986〜1992年までシアトルに滞在。Northwest College of Artのビジュアルコミュニケーション科でアート・写真・デザインを学ぶ。その後東京のデジタルイメージ制作会社FOTONに入社。6年間の広告ビジュアル制作で修行し、現在は関西でWeb制作や撮影を中心にフリーランスで活動すること十数年。各地のセミナーイベントなどに頻繁に出没する。

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